個人売買でバイクを売ってもらった場合、自分で陸運局に行って名義変更を行う必要がある。自分でやる時間がない人はやっぱりショップに依頼するのかな。すると多分1万円以上取られるでしょうねえ。むむむ。
自分でやりましょう!平日に半日だけ役所に行くことができれば、手続き自体はヒッジョーに簡単だから。以下に私が千葉県の野田陸運局でXJR1200の名義変更(移転登録)を行ったときのドキュメント(?)を書いておきます。251cc以上と未満では必要な書類がちょっと違うけど、本質的には同じでやんす。
2.委任状
移転登録の手続きを売り手が買い手に委任しますという紙。二人で一緒に行けばいらないらしい。必要事項さえ記入してあれば用紙は何でもいいけど、譲渡証明書を買いに行った時に陸運局で頼めばもらえる。これも売り手の人に住所氏名と印鑑を押してもらう。
3.住民票
市区町村の役所で発行してもらえる住民票。発行手数料は300円で、買い手の物が1通必要だ。これは本人がその街にきちんと住んでいることを証明する書類だけど、バイクの場合住所証明書でもいいらしい。こちらは手数料無料だけど、本当にそれでいいのかは未確認。誰か教えてください。
4.車検証と自賠責保険証
これらは当然の車載書類。車検が切れている場合は、前オーナーの名義で車検を通してから名義変更する。250cc以下は車検証の代わりに「軽自動車検査済証」だったか何かの書類を持っていくのだ。まあこれも車検証と同じようなもので、車載の書類としていつもバイクに備え付けてあるはず。自賠責が切れていたら陸運局の窓口で加入できる。
5.旧ナンバープレート
他の陸運局が管轄している場所からの移転の場合は当然ナンバーが変わるので、旧ナンバープレートは返納しなければならない。まあこれももちろんバイクについているはずだから、乗っていく場合には忘れようもなし。書類だけ持って別の手段で行く場合にはバイクから外して持っていこう。
必ず用意しなければいけない書類は以上の5種類。この「5」という数字を覚えておくと忘れ物のチェックがしやすい。
* 旧ナンバー返納
「ナンバー返納」の窓口で、バイクから外してきたナンバーを返納する。ナンバープレートについている車検有効期限表示のシールはまた使えるので剥がしておこう。新しいのを買うこともできるけどね。すべての書類と旧ナンバーを窓口に出すと、係の人が必要事項を手際良くチェックして「ナンバー返納済み」のハンコを押してくれる。よっしゃ。次はどの窓口に行けばいいのか聞いて、移転登録申請にコマを進める。
* 移転登録申請
申請の窓口に行って書類一式をドサッと係の人に提出し、前のベンチにでも座ってちょっと待つ。それだけ。窓口の混雑具合にもよるが、空いていれば1分くらいで名前が呼ばれて新しい車検証がもらえる。やった!住所氏名やバイクの車台番号などに間違いがないか確認しよう。あとは新しいナンバープレートをもらうだけだ。
* 新ナンバープレート取得
ナンバープレート発行の窓口に行き、真新しい車検証と手元に残っている書類を提出。すると係の人が新しいナンバーを確認してプレートを出してくれる。ここで標識発行の手数料が550円程度かかるが、お金を払ってプレートとビスをもらったら、名義変更の手続きは全て終了だ。お疲れ様でした!先ほど剥がしたシールをしっかりと貼りつけて、新しいナンバープレートを早速バイクに取り付けてみよう。バイクが古いとね、ナンバーだけやたらとピカピカだったりするんだよね。
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